FINE 2021-2023
239/242

1 防火性能について建築物の内装仕上げに関しては、建築基準法により防火上の基準が定められており、建築物の用途や規模・構造に応じて、認定を受けた材料を使用することが義務づけられています。見本帳の商品サンプル掲載ページでは、防火性能(防火認定区分)を目安として表示しておりますが、防火性能は壁装材の防火認定だけでなく、下地基材及び施工方法との組み合わせによって規定されるものですのでご注意ください。詳細は巻末の別冊資料にてご確認ください。2 防かび性能について壁紙工業会制定の防かび壁紙の性能規定に基づき、試験結果が0の商品に「防かび」の表示をしています。防かび表示商品には、防かび加工をしてありますが、壁紙単体でかびの発生を防ぐことはできません。かびの発生は建物の構造や室内環境に大きく影響されます。常に換気を心がけ、風通しをよくして、湿度の上昇を抑えてください。施工時に防かび剤を糊に添加すると、より効果的です。3 汚れ防止性能について 壁紙工業会制定の汚れ防止壁紙の性能規定に基づき、表面に汚れ防止性能を目的とするフィルムを貼り合わせた壁紙であり、且つ試験結果が4級以上の商品に「汚れ防止」の表示をしています。4 表面強化性能について 壁紙工業会制定の表面強化壁紙の性能規定に基づき、試験結果が4級以上の商品に「表面強化」の表示をしています。5 機能性壁紙について機能性壁紙につきましては、それぞれの特性や注意点をご理解の上、ご選定ください。6 壁紙表面への付着物について 壁紙表面に様々な物質が付着して変色のように見える場合があります。特に濃色の商品において目立つ場合がありますので予めご了承ください。7 使用環境について高温、多湿、水濡れの環境や屋外での使用はお避けください。 天井や間接照明付近など、下地の段差が目立つ場所にご使用になる場合は、厚みのある商品をお選びいただくことをおすすめします。8 柄合わせの必要な商品について柄合わせを必要とする商品は、要尺が無地系の商品よりも多くなりますのでご注意ください。 施工の際は見本帳などの「リピート」表示を参考に柄合わせしてください。9 パールインクやラメを使用した商品についてパールインクやラメを使用した商品は、壁紙表面を衣類等で擦るとパールやラメの粒子が付着することがありますのでご注意ください。10 施工費について汚れ防止壁紙や製品厚が薄く表面がフラットな壁紙などは、一般ビニル壁紙と比較して施工難易度が高いため、施工費が割増しになる場合があります。 あらかじめ商品特性や現場の環境などをご確認の上、商品選択をお願いします。商品選択上の注意1 下地の調整■ 下地の平滑仕上げ 施工後の不陸を防ぐため、下地は平滑に仕上げてください。また、ネジ・クギ類は施工後の変色を避けるため、突起を完全に沈め、サビ止めをしてください。■ 下地や状況に応じたシーラー処理木質系・合板下地・コンクリート下地・モルタル下地に直接施工すると、壁紙にシミや変色が発生することがあります。それぞれ専用のシーラーで必ず下地処理をしてください。シーラー処理を施すことで、接着不良や変色を防ぎ、また、リフォーム時に剥がしやすくなります。■ 下地と同色のパテを使用パテは下地と同色のものをご使用ください。下地と異なる色のパテを使用すると、施工後に下地の色が透けて見える場合があります。■ 下地は乾燥させてからコンクリートやモルタルなどの湿式下地、およびシーラー・パテを施した箇所は十分に乾燥(水分率11%以下)してから施工を開始してください。乾燥が不十分な場合、壁紙の変色・剥がれ・かびが発生することがあります。■ 浮いた裏打紙の処理貼り替え時、以前貼られていた壁紙の裏紙が残っている場合、残った裏紙は完全に剥がしてから施工してください。 そのまま施工すると目隙や浮きの原因になります。■ 下地起因の変色等について下地及び下地の内側からの影響を受けて、壁紙に変色やかびなどが発生する場合があります。 石膏ボード下地の場合でも、環境によっては変色等が発生するおそれがありますのでお含みおきください。2 接着剤■ 施工環境に合わせた準備 環境や温度に合わせて接着剤の配合やオープンタイムを調整したり、部屋を暖めるなど配慮してください。特に5℃以下の環境では接着力が弱く、施工不良の原因になりますので、接着剤の注意事項を必ず守ってください。■ 希釈・塗布量 接着剤の希釈は、接着剤メーカーの指定割合を守ってください。塗布量は140~160g/㎡を目安とし、均一に塗布してください。■ 糊付け後の注意点 壁紙に糊付け後、適切なオープンタイムを取ってください。 施工を容易にするとともに、フクレや目隙の発生を防ぎます。 また、壁紙をきつく折りたたんだり、湾曲部に荷重がかからないようにしてください。 折りジワが発生し、元に戻らない場合があります。3 貼り付け■ ロット番号・施工上の注意の確認同じ空間に施工する場合は、同一ロットの商品をご使用ください。別ロット品で施工した場合、色違い等の不具合が生じることがあります。また、施工上の注意も十分にご確認の上、施工するようにしてください。■ 有効巾について壁紙は必ず有効巾でご使用ください。重ねしろは有効巾に含みません。有効巾を超えた使用は、左右色違いの原因となります。■ 石膏ボード下地の注意点 カッターで石膏ボードの原紙まで切り込むと目隙の原因となりますので、カットの際は下敷きをご使用ください。 また、ボードの継ぎ目付近ではジョイントしないでください。 仕上がりに支障をきたすことがあります。■ ベニヤ下地の注意点ベニヤなどの木質下地に重ね断ち施工する場合、カッターでシーラー塗布面を傷つけますとアクの滲み出しによる変色の原因になります。カットの際は下敷きを使用するか、突き付け施工をおすすめします。■ 柄合わせについて 柄合わせの必要な商品は見本帳に「リピート」を表示しています。施工の際は、ジョイントマークに合わせて施工してください。リピートの値は理論値であり誤差が生じます。施工の際は、柄を目視で合わせて重ね断ちにて施工してください。■ ジョイント位置についてジョイントは商品の端部同士としてください。端部と中央部でジョイントした場合、色差が生じるおそれがあります。また、天地・左右を確認の上、同一方向で施工してください。特に開口部の上下への施工や、貼り足しや部分補修で残材を使用する場合、一部分のみを横貼りにすると色違いが起こりやすいため、ご注意ください。■ 付着した接着剤や汚れの処理 壁紙の表面や廻り縁などに糊・汚れなどが付かないよう十分ご注意ください。 付着した場合は、きれいな水を含ませた布で直ちに拭き取り、最後に乾拭きしてください。 糊や汚れが付着したまま放置すると、かびや変色の原因になります。■ 貼り出し確認品質には万全を期しておりますが、念のため壁紙を3巾ほど施工した時点で商品に問題のないことをご確認ください。明らかに欠陥があると判断された場合には、直ちに作業を中断し販売店または弊社営業窓口までご連絡いただきますようお願い申し上げます。3巾以降の施工費賠償については、原則お受けいたしかねますのでご了承ください。4 養生■ 施工後は自然乾燥を施工後は、接着剤が安定するまで自然乾燥させてください。急速に乾燥させると剥がれ・めくれなどの原因になります。■ 養生テープについて粘着力の強いテープの使用は破れや汚れ、変色の原因になりますのでご注意ください。施工上の注意廃棄上の注意[壁紙端部の表示について]ジョイントマーク▼ 商品の両耳部に入っています。天地マーク▼ 商品の左耳部に入っています。[糊付け後のたたみ方]重ね置きをする場合は、図のように丸めておくことをおすすめします。また、専用ボックスに立てて入れておくと、折りジワを防止できます。1 残材を焼却しないビニル壁紙の残材や見本帳を焼却しないでください。人体に影響を及ぼす有害物質が発生するおそれがあります。2 産業廃棄物として処理する場合ビニル壁紙の残材を産業廃棄物として処理する場合は、しかるべき資格を有する産業廃棄物処理業者に委託してください。3 一般廃棄物として処理する場合少量の残材を一般廃棄物(家庭ゴミ)として処理する場合には、市町村条例に基づき処分してください。等級判定基準備考5級汚れが汚染用グレースケール5号程度のもの汚れが残らない4級汚れが汚染用グレースケール4号程度のもの汚れがほとんど残らない3級汚れが汚染用グレースケール3号程度のものやや汚れが残る2級汚れが汚染用グレースケール2号程度のものかなり汚れが残る1級汚れが汚染用グレースケール1号またはその程度をこえるもの汚れが濃く残る等級判定基準5級一見視で特に変化が見られない4級多少表面傷が見られるが、比較的大きな表面層の破れ等は見られない3級表面層の破れが明確に見える2級表面が破けて紙等の裏打材が明らかに見える(長さ1cm未満)1級表面が破けて紙等の裏打材が明らかに見える(長さ1cm以上)菌糸の発育結果の表示肉眼および顕微鏡下でかびの発育が認められない0肉眼ではかびの発育が認められないが、顕微鏡下では明らかに確認できる1肉眼でかびの発育が認められ、発育部分の面積は試料の全面積の25%未満2肉眼でかびの発育が認められ、発育部分の面積は試料の全面積の25%以上~50%未満3菌糸はよく発育し、発育部分の面積は試料の全面積の50%以上4菌糸の発育は激しく、試料全面を覆っている5*表示は試験片5点の平均を計算し、小数点第一位を四捨五入して行う。236

元のページ  ../index.html#239

このブックを見る