FINE 2023-2026
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1 ジョイントや剥がれについて壁紙は石膏ボードなどの下地材に有効巾でジョイントして施工するため、必ず継ぎ目が生じます。壁紙の仕様やデザイン、使用環境によっては継ぎ目が目立つ場合がありますのでご了承ください。また、壁紙の伸縮による目■や経年での剥がれが生じる可能性があります。2 変色について壁紙自体は外的な影響を受けずに変色することはありません。紫外線による色褪せや、施工環境・使用環境によって変色・シミなどの変化が生じる場合があります。1 下地の調整■下地の平滑仕上げ壁紙の厚みはおおよそ1㎜未満であり、下地の凹凸を壁紙だけで防ぐことはできません。下地が平滑になるよう、施工環境に応じた入念な下地処理を行ったうえで壁紙を施工してください。また、ネジ・クギ類も施工後の不陸や変色等の原因になるため、突起を完全に沈め、サビ止め処理をしてください。パテが壁紙に付着した場合は、壁紙の凹部に入り込まないよう慎重に除去するようにしてください。■下地や状況に応じたシーラー処理木質系・合板下地・コンクリート下地・モルタル下地に直接施工すると、壁紙にシミや変色が発生することがあります。それぞれ専用のシーラーで必ず下地処理をしてください。シーラー処理を施すことで、接着不良や変色を防ぎ、また、リフォーム時に剥がしやすくなります。■下地と同色のパテを使用パテは下地と同色のものをご使用ください。下地と異なる色のパテを使用すると、施工後に下地の色が透けて見える場合があります。■下地は乾燥させてからコンクリートやモルタルなどの湿式下地、およびシーラー・パテを施した箇所は十分に乾燥(水分率11%以下)してから施工を開始してください。乾燥が不十分な場合、壁紙の変色・剥がれ・かびが発生することがあります。■浮いた裏打紙の処理貼り替え時、以前貼られていた壁紙の裏紙が残っている場合、残った裏紙は完全に剥がしてから施工してください。 そのまま施工すると目■や浮きの原因になります。■下地起因の変色等について下地及び下地の内側からの影響を受けて、壁紙に変色やかびなどが発生する場合があります。 石膏ボード下地の場合でも、木質構造材や断熱材等さまざまな施工環境要因で、明確な原因の特定が困難な変色が発生する可能性がありますのでご了承ください。2 接着剤■商品や施工環境に合わせた準備商品特性や施工環境に合わせて接着剤の配合やオープンタイムを調整したり、部屋を暖めるなど配慮してください。特に5℃以下の環境では接着力が弱く、施工不良の原因になりますので、接着剤の注意事項を必ず守ってください。■希釈・塗布量接着剤の希釈は、接着剤メーカーの指定割合を守ってください。塗布量は130〜140g/㎡を目安とし、均一に塗布してください。デザインや製法、機能性などによる商品特性の違いや施工環境によって、壁紙の施工難易度は変わります。特殊な製法や素材を用いた壁紙や製品厚の薄い壁紙、汚れ防止機能のある壁紙などは、通常の壁紙と比較して施工難易度が高いため、施工費が割増しになる場合があります。各商品に表示している施工注意と以下の内容をあらかじめご確認の上、商品をご選定いただきますようお願いいたします。■製品厚の薄い商品・表面がフラットな商品間接照明の場合など使用環境によっては下地の凹凸が目立ちやすい商品です。特に入念な下地処理を行い、糊ダマリに注意して施工してください。糊付け後は大きくたたみ、折りジワに注意して、上積みは避けてください。また見る角度や環境によってジョイント部分が目立つ場合があります。3 表面強度について衝撃やひっかき、摩擦によってキズや破れが発生する場合がありますのでご注意ください。4 ひび割れについて建物や下地の振動により、壁紙表面にひび割れ(クラック)が生じることがあります。特に異なる下地材のジョイント部分や、構造材がない部分での下地のつなぎ部分では、振動等による動きが大きくなり、壁紙がひび割れやすくなります。壁紙単体では振動によるひび割れを防ぐことはできませんのでご了承ください。■糊付け後の注意点壁紙に糊付け後、適切なオープンタイムを取ってください。 施工を容易にするとともに、フクレや目■の発生を防ぎます。 また、壁紙をきつく折りたたんだり、湾曲部に荷重がかからないようにしてください。 折りジワが発生し、元に戻らない場合があります。[糊付け後のたたみ方]3 貼り付け■ロット番号・施工上の注意の確認同じ空間に施工する場合は、同一ロットの商品をご使用ください。別ロット品で施工した場合、色違い等の不具合が生じることがあります。また、施工上の注意も十分にご確認の上、施工するようにしてください。■有効巾について壁紙は必ず有効巾でご使用ください。重ねしろは有効巾に含みません。有効巾を超えた使用は、左右色違いの原因となります。■石膏ボード下地の注意点カッターで石膏ボードの原紙まで切り込むと目■の原因となりますので、カットの際は下敷きテープをご使用ください。 また、ボードの継ぎ目付近ではジョイントしないでください。 仕上がりに支障をきたすことがあります。■ベニヤ下地の注意点ベニヤなどの木質下地に重ね断ち施工する場合、カッターでシーラー塗布面を傷つけますとアクの滲み出しによる変色の原因になります。カットの際は必ず下敷きテープを使用し、シーラー塗布面を傷つけないようにしてください。■柄合わせについて柄合わせの必要な商品は見本帳に「リピート」を表示しています。リピートの値は理論値であり誤差が生じます。施工の際は、ジョイントマークを参考に柄を目視で合わせて重ね断ちにて施工してください。■濃色の商品ひっかきキズや糊の拭き残しが目立ちやすいため、特に注意して施工してください。出隅・入隅への施工の際に、硬い刷毛や布などで強く擦ると表面が白化する場合があります。表面を過度にこすったり拭いたりすると、ツヤ感が変わるおそれがありますのでご注意ください。■横に方向性のあるデザイン横に方向性のあるデザインについては、通常の商品よりもジョイントが目立ちやすく、正確な柄合わせが困難です。あらかじめご了承ください。■フィルム汚れ防止・スーパー耐久性モルタル・ベニヤ下地に施工する場合は、フクレやアクを防ぐため、シーラー重ね置きをする場合は、図のように丸めておくことをおすすめします。また、専用ボックスに立てて入れておくと、折りジワを防止できます。5 色の見え方について見本帳の現品見本や写真と実際の商品では、多少の色差が生じる場合があります。光源や使用環境によっても色が違って見える場合があります(メタメリズム)。また、製造時のロットによって多少の色差が生じる場合がありますのでご了承ください。■ジョイント位置についてジョイントは商品の端部同士としてください。端部と中央部でジョイントした場合、色差が生じるおそれがあります。また、天地・左右を確認の上、同一方向で施工してください。特に開口部の上下への施工や、貼り足しや部分補修で残材を使用する場合、一部分のみを横貼りにすると色違いが起こりやすいため、ご注意ください。[壁紙端部の表示について]■付着した接着剤や汚れの処理壁紙の表面や■り縁などに糊・汚れなどが付かないよう十分ご注意ください。 付着した場合は、きれいな水を含ませた布で直ちに拭き取り、最後に乾拭きしてください。 糊や汚れが付着したまま放置すると、かびや変色の原因になります。■貼り出し確認品質には万全を期しておりますが、念のため壁紙を3巾ほど施工した時点で商品に問題のないことをご確認ください。明らかに欠陥があると判断された場合には、直ちに作業を中断し販売店または弊社営業窓口までご連絡いただきますようお願い申し上げます。3巾以降の施工費賠償については、お受けいたしかねますのでご了承ください。4 養生■施工後は自然乾燥を施工後は、接着剤が安定するまで自然乾燥させてください。急速に乾燥させると剥がれ・めくれなどの原因になります。■養生テープについて粘着力の強いテープの使用は破れや汚れ、変色の原因になりますのでご注意ください。254壁紙の材料特性に関する注意施工上の注意(一般的な壁紙)特に注意が必要な商品ジョイントマーク▼ 商品の両耳部に入っています。処理をしてください。オープンタイムは長めに取ってください。オープンタイム不足はフクレ等の原因になることがあります。糊付け後は折りジワがつかないように大きくたたみ、上積みは避けてください。エアーや水分が抜けにくく、特に低温時にはフクレが生じやすいためご注意ください。出隅の納めの際は折り曲げた壁紙の表面からきれいな布でしっかりとおさえてください。施工後は表面に付着した糊や汚れをきれいに拭き取ってください。拭き残しがあると変色の原因になることがあります。■ふりまき壁紙(MEGUReWALL / 珪藻土 / 大理石チップなど)一般ビニル壁紙とは素材が異なりますので施工やメンテナンスの際には注意が必要です。詳細は各商品ページをあらかじめご確認ください。天地マーク▼ 商品の左耳部に入っています。

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