隈 研吾 × サンゲツ 「カゲトヒカリ」建築と人間の関係を見つめ、経年変化する天然素材を取り入れる。その先で自身の建築的美学を具象化し世界的に評価を受けてきた建築家、隈研吾。江戸時代、紙を主体とした襖・屏風からはじまり現在、住宅から公共施設などあらゆる建築物に使用される内装材を扱うサンゲツ。両者が重ねた対話のテーマは伝統的な日本の美を壁装材・床材により如何に表せるかだった。空間に現れる陰影の中で、かすかな光が移ろい、揺らぎ、重なる……その「カゲ」と「ヒカリ」による表情を、壁装材・床材で生み出したいと考えが一致した。その新しい表現を持つ壁装材・床材を実現させるために加わったのは全国の生産現場で活躍する技術者・職人たちだ。表情豊かな麻・楮などの天然素材と耐久性に優れたナイロン・塩ビなどの合成素材を編み・織り・漉きといった卓越した技術で融合させ隈研吾が求める美、「カゲ」と「ヒカリ」を作り出していく。そして、3年の歳月を経て、今ここに日本人の美意識と建築空間をつなぐKAGETOHIKARI コレクションが誕生した。五感はもっと、素材を知りたがっている
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