KAGETOHIKARI
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SHARA SHARA WALLCOVERINGS重なる線の温かみラインが交差した和紙の壁紙は、和紙を漉く過程での楮繊維をそのまま利用し、線の重なりを形にしました。バイアス柄の織物の壁紙は、職人が糸を交差に置き、その上から繊細な生地を被せることで固定させて仕上げています。手加工ならではの粗密や歪みの不均衡さを味や温かみとして表現しています。アルミ紙と和紙を組み合わせた壁紙は、和紙の素材感と印刷による斜めに流れる線が複雑に重なり合い奥行きをつくり出しています。※1 KAG-101-C~KAG-103-C ※2 KAG-111-C~KAG-112-C※3 KAG-121-C~KAG-124-CSHARA SHARA CARPET TILEグラデーションの真骨頂「しゃらしゃら」の床材は、グラデーション糸を用いたベース部分に、単色の水平・垂直・斜めグリッドをランダムに配置し、線の重なりによってできる「カゲ」の奥行き感を追求した柄です。通常は1色の糸で構成させるところを、4色を短いピッチで1本の糸に同系色でグラデーションさせる技術を開発しました。編みこんだ糸をほどき、タフトすることで生まれたさまざまな方向に曲がるカットパイルによって、よりボリューム感を持たせた温かみある風合いと、自然素材の持つ深みを同時に実現しました。※4 KAG-201-T~KAG-207-T1415 ※1※4※2※3

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