MORRIS CHRONICLES
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●薬品等により変色する場合がありますのでご注意ください。●取扱表示は生地単体のものとなります。5 運搬・保管時の注意<運搬時の注意>●ロール原反は、重量物のため、人手による荷扱いの際はご注意●触れた個所の毛倒れによる柄や色ムラが目立つことがあります。●花糸(毛羽)が抜けることがあります。●多段に積むと荷崩れの原因となるのでご注意ください。●切断面から糸がほつれることがありますので、縫製時に捨て縫い壁紙の取り扱い上の注意壁紙の材料特性に関する注意1 ジョイントや剥がれについて壁紙は石膏ボードなどの下地材に有効巾でジョイントして施工するため、必ず継ぎ目が生じます。 壁紙の仕様やデザイン、使用環境によっては継ぎ目が目立つ場合がありますのでご了承ください。また、壁紙の伸縮による目隙や経年での剥がれが生じる可能性があります。2 変色について壁紙自体は外的な影響を受けずに変色することはありません。紫外線による色褪せや、施工環境・使用環境によって変色・シミなどの変化が生じる場合があります。椅子生地の取り扱い上の注意1041 一般注意事項●入居後の換気施工時のニオイが残っている場合がありますので、入居後一週間程度は十分に換気を行ってください。●直射日光等からの保護直射日光や熱風が長時間当たる場所では変退色するおそれがあります。 カーテンやガラスフィルムなどで日除けを心がけてください。 また、ストーブなどの暖房器具の熱風が壁紙に直接当たらないようにご注意ください。●タバコの煙・キッチンの油煙についてタバコの煙やキッチンの油煙などは壁紙を短期間で黄変させ、頑固な汚れとなります。 室内の換気を心がけてください。●薬品や化粧品類を付着させないスプレー式の薬品(殺虫剤・塗料・化粧品など)を壁紙に付着させないでください。 また、傷薬などの医薬品や口紅なども付着させないでください。 種類によっては付着した色が落ちなくなったり、壁紙が変色したりすることがあります。●家具を壁面に密着させない家具の塗料やベニヤに含まれる色素により、壁紙が変色することがあります。 家具と壁紙の間は空間の余裕をとってください。 変色だけでなく結露やかびの防止にもなります。●ゴム製品を壁面に密着させない壁面にゴム製品を密着させたり、ゴム系接着剤を使用したテープ等を使用しないでください。 塩化ビニル壁紙に含まれる可塑剤と、ゴム製品に含まれる酸化防止剤が化学反応を起こし、変色等が発生する恐れがあります(ゴム汚染)。●粘着テープを貼らない粘着テープ(セロハンテープやガムテープなど)を壁紙に貼らないでください。 テープの粘着剤が壁紙に移行し、変色や汚れの原因となります。また、粘着テープを剥がすときに壁紙を破損するおそれがあります。特にゴム系接着剤は変色が起こりやすいためご注意ください。1 モール糸●毛並みの方向によって色が異なって見えることがありますので、2 ほつれや滑脱が懸念される商品●切断面から糸がほつれやすいため、縫製時に針、糸ともに通常3 ウォッシャブル商品について●乾燥機の使用は、お控えください。●脱水は、軽くかけてください。●陰干ししてください。裁断加工の際は方向性の統一にご注意ください。より細いものを使用し、縫い目も大きくとってください。併せて、同一箇所での複数の縫い込みは、控えてください。を入れるか、ダブルステッチをおすすめします。2 汚れが付着したら●一般ビニル壁紙の場合飲食物や調味料などの汚れは、直ちに固く絞ったスポンジやタオルで汚れを吸い取るように拭き取ってください。 落ちにくい場合は中性洗剤をご使用ください。 壁紙表面に残った洗剤は変色の原因になりますので、真水かぬるま湯できれいに拭き取ってください。※強い洗剤やシンナーなどの有機溶剤は、変色や表面破損の原因になります ので使用しないでください。●フィルム汚れ防止壁紙の場合日常の汚れは、固く絞ったスポンジやタオルで水拭きしてください。落ちにくい場合は中性洗剤や消毒用アルコールをご使用ください。壁紙表面に残った洗剤は変色の原因になりますので、真水かぬるま湯できれいに拭き取ってください。3 剥がれてきた壁紙のメンテナンス部分的な剥がれであれば、剥がれが広がる前にゴミや埃を取り除いた後、壁紙の裏に文具用の糊や木工用ボンドをはみ出さないように塗布して、十分に圧着してください。 剥がれてから時間が経ったものや、劣化して硬くなったものは補修が困難ですので、貼り替えをおすすめします。4 かびについてかびは見た目の悪さの問題だけでなく、アレルギーやぜんそくなど、病気の原因になることがありますので注意が必要です。壁紙はほとんどの商品に防かび性能がありますが、壁紙単体でかびの発生を防ぐことはできません。●かびを防ぐかびは建物の構造や生活環境に大きく影響を受けます。常に換気を心がけ、風通しを良くして、湿度の上昇を抑えてください。●かびが発生したらかびが壁紙表面だけで発生している場合、早めに消毒用アルコールで拭き取るのが効果的です(壁紙の種類によっては表面が損傷する場合がありますので、目立たないところで試してからご使用3 表面強度について衝撃やひっかき、摩擦によってキズや破れが発生する場合がありますのでご注意ください。4 ひび割れについて建物や下地の振動により、壁紙表面にひび割れ(クラック)が生じることがあります。 特に異なる下地材のジョイント部分や、構造材がない部分での下地のつなぎ部分では、振動等による動きが大きくなり、壁紙がひび割れやすくなります。 壁紙単体では振動によるひび割れを防ぐことはできませんのでご了承ください。4 共通事項●裁断加工の際は、特に方向性の統一、歪み等にご注意ください。●緻密な織物は、施工の際に伸びにくい場合があります。●生地の隙間にゴミが入ることがありますので、こまめに掃除機でゴミを吸い取るか、やわらかいブラシでブラッシングしてください。ください。ください)。 かびが大量に発生してしまった場合は、専門業者に相談することをおすすめします。5 結露について結露や過度の湿気はシミ・剥がれ・かびの原因となりますので、室内の換気や湿度調整を心がけてください。●換気・除湿常に換気を心がけ、暖房器具などから発生する水蒸気を外へ排出してください。 特に浴室や料理時の水蒸気などにはご注意ください。除湿器や吸湿剤などの活用も有効です。●通気を良くする家具裏などの隙間に余裕を取り、建物全体の空気の流れを良くする工夫をしてください。●冬の結露について冬場は室内と外気の気温差が大きく、結露が発生しやすい時期です。また、加湿器を使用した後などは特に発生しやすくなります。こまめな換気や除湿を心がけてください。6 その他壁紙は日頃からある程度のメンテナンスを行いながら、使用状況に応じて5〜10年を目安に貼り替えをおすすめします。<保管時の注意>●原反にキズやくせ、しわなどが付かないよう、保管の際はご注意●直射日光のあたる場所や高温・多湿・水のかかる場所には保管●塩ビ系樹脂や異素材、溶剤類との接触がないようご注意ください。●原反は、立てて保管しないでください。 しわ等の原因となります。6 廃棄時の注意●加工後の残材等商品を廃棄する場合は、産業廃棄物として処理業者に委託して処理するか、もしくは自治体の指示に従って処理してください。5 色の見え方について見本帳の現品見本や写真と実際の商品では、多少の色差が生じる場合があります。 光源や使用環境によっても色が違って見える場合があります(メタメリズム)。 また、製造時のロットによって多少の色差が生じる場合がありますのでご了承ください。※その他施工上の注意事項等がございますので、各商品に表示 している施工注意および巻末別冊資料P.10をご確認ください。ください。しないようご注意ください。

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