MORRIS CHRONICLES
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●カーペットのたわみ、めくれ、ジョイントのほつれなどが生じた場合は、即座に補修してください。 放置しておくと全体に影響が及び、美観を損なうほか、転倒事故を招く可能性があります。特に階段でのたわみなどは、つまずきによる転倒事故に繋がりやすく注意が必要です。●遊び毛について●パイルがほつれた場合、ほつれの伝線を防ぐためにもすぐにハサミ  でカットしてください。●直射日光の当たる場所では、パイルが変退色する可能性があり●タフテッドカーペットに使用している合成ゴム(ラテックス)やジュート(麻)はニオイを発生させる事がありますが、数日間十分な換気を行うことで解消されます。●パイル素材には固有のニオイがあります。 特に新しく施工した際●オゾンを発生させる空気清浄機が使用される場所や窒素酸化ガスの影響を受けやすい場所等ではパイルが変色する場合があります。●くも現象について●歩行マークは歩行頻度に対する耐久性の目安です。●防ダニ、抗菌などの表示は加工処理の有無を示しています。●巻き癖が残っている場合がありますが、時間の経過とともに解消●結露水はパイルを変色させたり、カビを発生させる原因となります。●天然素材であるウールは、素材の性質上、色落ちする場合があり●ゴム製品や家具などの保護用ゴム材、塗料、防腐剤、防虫剤など●サンプル帳の見本と製品の色、また写真と実際の商品では色や●家具の脚やハイヒールなどの突起物による局部荷重はへこみ跡●汚れに応じて水または中性洗剤を薄めたものでたたくように拭き取ってください。 洗剤を使用した場合は、かたく絞ったタオルで水拭きしてください。●市販の消毒液・除菌剤を使用の際は、風合いを損ねる場合が●床暖房のご使用の際、温められることにより、素材特有の臭いが●延伸工具で四方均等にテンションをかけて施工してください。●ボーイング現象についてカーテンの取り扱い上の注意ロールカーペット・ラグの取り扱い上の注意1051 選択・施工上の注意●カーペット・ラグは屋内用です。 屋外や半屋外では使用できません。●製法上、サイズ・全厚・重量・リピートなど表記と多少異なる場合カーテンのお取り扱いについては、巻末別冊資料P.60〜61をご覧ください。があります。用途に応じたカーペットをお選びください。特にピンヒールシューズはカーペットに大きな負荷をあたえますので、商品の選択には十分ご注意ください。カーペット、その他内装材だけでお部屋を完全に防ダニ、抗菌にすることはできません。 お掃除や換気など、日常のメンテナンスに配慮してください。 また、人体に影響の少ない薬剤を使用していますが、乳幼児が誤って口に含むことのないようご注意ください。●防虫、防ダニ、防カビ、抗菌、抗アレルギー、抗ウイルス、消臭等の試験数値は測定値であり保証値ではありません。質感が異なる場合がありますが、ご了承ください。実物サンプル等でお確かめください。●濃色のカーペットはチリやホコリが目立ちますのでご留意ください。●下地から絶えず湿気の上昇がある場所では使用を避けてください。施工後に臭気が発生する恐れがあります。●梱包紙に記載されている品名・色番・ロット・数量をご確認いた だき、サンプル帳の見本と照合の上で施工を開始してください。  同一床面上は同ロットで仕上げてください(生産巾が異なる商品 をジョイントすると色違いになります)。●天然素材であるウールは、紫外線や酸素に触れることで開封後すぐに若干の色変化を起こす「さらし現象」と呼ばれる特性があります。 これは品質上の欠陥ではありません。 ジョイントする場合は、同一床面は同日中に仕上げ、数日にわたる場合はジョイント部分に覆いをかけるなどの対策を行ってください。●フェルトグリッパー工法の場合はピン先をつぶしてください。けがの原因となります。延伸が不十分だと施工後にたわみが発生する可能性があります。●ジョイントの場合はパイル抜け防止のため、必ず接着剤で目止めを行ってください。カーペットは巾方向に若干の蛇行が見られます。製造中の中央部と端部への張力のかかり具合の差によって生じるもので、製法上の特性としてご理解ください。2 保管上の注意●運搬途中で折らないでください。 折りジワが残ったり、施工後の「伸び」の原因となる可能性があります。●カーペットは梱包を解かずに、平坦な場所に寝かせて保管し、上3 使用上の注意●ラグは置敷きですので、ラグ自体が滑り転倒する場合があります。●木床など滑りやすい床面に置き敷きする場合は、すべり止めシート(別売)、すべり止めテープ(別売)などをご利用ください。●ラグの下の部分とラグを敷いていない部分の色差が生じる可能性がありますので、同じ場所でご使用になる場合は、定期的にラグの位置を替えたり下地となる床面を拭くようにしてください。パイル組成表示が「ウール」の商品は紡績糸(短繊維を絡め撚り合わせた糸)を使用しており、その特性上、しばらくの間遊び毛が出ます。 また、紡績糸使いのカーペットの日常メンテナンスは、掃除機の回転ブラシは使用せず、吸引を主体に行ってください。※特に「紡績糸使い」で「カットパイル」の商品はご注意ください。カットパイルは使用中にパイルの方向が部分的に異なり、雲状のムラのように見える事があります。「くも」現象やシェーディング(日陰・明暗)と呼ばれるものであり、商品の欠陥ではありません。特にウールに代表される天然素材パイル商品はご注意ください。にものを積載しないでください。また雨水などによる水濡れを避けてください。 変形、変質、変色、汚染、たわみやパイルのへたりなどの原因となります。●下地の床面をワックス掛けした後は、完全に乾燥させてから敷いてください。●ロボット掃除機を使用する場合は、ラグ、掃除機が破損する恐れがあります。掃除機メーカーの取り扱い説明書に従ってご使用ください。ありますので、お避けください。生じる場合があります。臭いが気になる方はご使用をお避けください。 ●床暖房・ホットカーペット等の上で使用すると、床暖房・ホットカーペット等の昇温に時間を要します。●床暖房・ホットカーペット等の使用に際しては床暖房・ホットカーペットメーカーの取り扱い説明書に従ってください。4 メンテナンスについて●カーペット・ラグは洗濯できません。 クリーニング(水洗い、ドライクリーニング)によって、パイルの風合いや色相の変化、裏貼り材の剥がれ、寸法の変化を起こす場合があります。ます。 必ずカーテン、ブラインドなどで日よけをしてください。はニオイが発生しやすいので換気を心掛けてください。します。こまめに換気するなど、結露を防ぐ工夫をしてください。ますのでご注意ください。によって、カーペットが汚染されて変褪色をまねく恐れがあります。の原因となります。●塩素系の洗剤や化学薬品を使用すると、パイルが変褪色する恐れがあります。●汚れが付着したらできるだけ早く除去してください。時間が経過するほど、除去しにくくなります。●濡れたまま放置すると変形、変質、変色、カビの発生、裏材の剥離が生じる場合があります。

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