OT vol.10
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<注意事項>ガイダンス/巾木23床材やご使用用途・目的に応じた洗浄剤やワックス、剥離剤、パッドをお選びください。また洗浄剤やワックス、剥離剤、パッドは製造元が推奨する使用方法を必ずご確認のうえ、ご使用ください。まず玄関の外に雨・風耐用型のマットを置き、外からの泥・砂などをふるい落とします。次に風除室内に雨の日の水分まで吸着するマットを敷きます。最後に施設内に汚れ・埃・水分吸着用マットを敷きます。来訪者が施設内に入るまでに、外からの泥・砂を自然に歩いて落とすには、約6mの除塵スペースが必要であると言われています。なるべく広範囲にわたってフロアマットを設置することが、施設内部への汚れの持ち込みを防ぎます。※マットが汚れて泥・砂が飽和状態のまま放置すると逆にマットの汚れが内部に入ってきますので、マットは常に清掃してください。 毎日のバキューミングと月1回の水洗いをおすすめします。施設内の汚れの80%は外から運び込まれます。靴底に付着した泥・砂などが施設内に持ち込まれ、汚れが拡散します。このため、施設まわりの日常清掃も大切です。エントランスには以下の3段階のマット設置が汚れの持ち込み防止に効果を発揮します。1使用前● 引渡し前に付着した汚れを清掃、洗浄し、乾燥させてください。● 乾燥後、ワックスを塗布します。※塗布回数は歩行頻度やご使用用途によりますが、2〜3回を推奨します。毎日● 床材上の土砂が歩行で引きずられることで、床材にキズが入ります。 出入り口へのフロアマットの設置により、土砂の持ち込みと拡散を防ぎます。 マットはこまめに除塵、交換してください。毎日日常清掃● ダスタークロスや掃除機でチリや埃を除去した後に、固く絞ったモップなどで水拭きしてください。● ヒールマークなどの落ちにくい汚れは、水または洗浄剤を含ませたモップやウエスなどで 拭き取ってください。● 状況に応じ自動床洗浄機などで洗浄を行ってください。1〜3ヶ月に1回● 日常清掃では除去できない堆積した汚れを、ポリッシャーや自動床洗浄機を使って洗浄します。● 洗浄後、ワックスを1〜2回塗布し新しい皮膜を形成します。1〜2年に1回● 定期メンテナンスで汚れが取りきれなくなったら行います。● 剥離剤を用い、ポリッシャーでワックスを剥離します。● 汚水回収後、自動床洗浄機やモップを使用し、水ですすぎを行います。● 洗浄後、ワックスを2〜3回塗布し新しい皮膜を形成します。歩行量や汚れの段階に応じた計画的なメンテナンスにより床材の耐用年数を延ばすことができます。一般的なビニル系床材のメンテナンスフロアマットについて予防清掃予防清掃初 期メンテナンス日常メンテナンス定期メンテナンス特別メンテナンス

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