S FLOOR 2022-2024
110/114

ⅡaⅡb取扱上のご注意Ⅰ ● 建築基準法・消防法によって、使用方法ならびに使用場所に制限があります。 ● 暗所、アルカリ性雰囲気、高温多湿環境下において、床材が変色する可能性があります。このような場所へ床材を施工する際には、変色が発生しても目立たない濃色系の床材を選択することをおすすめします。 ● 病院・福祉施設など抗菌性を求められる場所では、抗菌マークのある商品をお選びください。人体に影響が少ない抗菌剤を使用していますが、乳幼児が誤って経口する可能性のある場所でのご使用はお避けください。 ● 淡色系・無地調の床材ほど濃色系に比べて汚れが目立ちやすくなります。また、 ● 縦置きの場合はロープなどで固定し、転倒防止を図ってください。横置き保管の ● ご注文の際は、長さが9m巻(約45kg)を超える場合、配送が困難になりますので ● 幅継ぎをする際は、耳部どうしでジョイントしてください。 ● 目地入りの商品をジョイントして施工する際、商品の特性上目地が合わない場合が ● 各商品別に、施工上の注意・接着剤・ワックスなどが異なりますので、商品掲載ページの施工上の注意をご参照ください。また施工する場所の環境や下地の状態により、接着剤や施工方法が異なる場合がありますのでご注意ください。 ● 下地は平滑かつ清潔で乾燥して、良好な圧縮及び引張り強度があり、接着力を低下させるような構造的欠陥がないようにしてください。多孔質でもろい下地や粉っぽい下地はプライマー処理を行ってください。 ● 不陸は適切なコンパウンドで補修してください。 ● 鉱物ベースの下地(モルタル・コンクリートなど)で、新規あるいは土間床の場合は下地水分を測定してください。コンパウンドや接着剤は床仕上げ材と同様に適切な皮膜もしくはその他の方法で高い残留水分や下地の湿気から遮断しておく必要があります。 ● 下地にワックス・グリス・油脂類・塗料などの汚れ、ペン・ラッカーによるマーキング ● 床材は現場の室温によくなじませてから施工してください。室温と床材に温度差があると、施工直後だけでなく、後日、目地■・突き上げなどをおこすことがあります。 ● 接着の際は、床材の指定接着剤を使用し、接着剤指定のくし目ごてで均一に ● 重量物の移動が想定される場合、下地水分グレードがⅠ(一般工法レベル)の ● 有機溶剤を含んだ接着剤を使用する場合は、火気に注意し室内の換気に心がけ、有機溶剤作業主任者立ち会いのもとで行ってください。有機溶剤は引火しやすく、また多量に吸入すると人体に影響を及ぼす可能性があります。 ● 施工中は、他業種による汚損・事故の発生を防ぐために、床工事関係者以外の ● 施工後、接着剤が十分硬化するまでは、直射日光や冷暖房などによる急激な温度変化はお避けください。特に冬季は接着剤の硬化が遅いので十分な養生期間をとってください。 ● 施工直後に養生シートを使用した場合、床材と養生シートの間に結露水や水蒸気・溶剤蒸気などがこもり、床材の反り・突き上げなどが生じる可能性があります。養生シートは、接着剤が十分硬化してから使用してください。 ● 養生シートをとめる際、粘着テープは直接床材に貼り付けないでください。床材を ● これらの施工条件が満たされない場合は、目地■や突き上げ、膨れなどを招く ● 施工後、残材などを廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に処分を委託してください。包装紙・紙管などを焼却する場合は、都道府県条例に基づき処分してください。ビニル床材を燃やすと有害ガスが発生する場合があります。選択上のご注意 ● 物性試験データは、商品の耐久性を示す目安です。選択の際には商品の耐久性以上運搬ならびに保管上のご注意 ● 重量物ですので取り扱いには十分ご注意ください。落下や乱暴な取り扱いは、床材施工上のご注意 ● 梱包紙に記載されている品名・品番・ロット・数量をご確認のうえ、施工を開始しての用途でのご使用はお避けください。各法令法規をご確認ください。フラットな表面形状に比べてエンボスが深いほど汚れが残りやすくなりますのでお含みおきください。の破損だけでなく、傷害や器物破損などを招く場合があります。場合は、俵積みをお避けください。ご相談ください。ください。同一床面上は、同ロットで仕上げてください。ありますので、特に広い面積で施工する場合には割り付けにご注意ください。などが残っていると、接着不良や汚染、変色を発生させる可能性がありますので、完全に除去してください。塗布し十分に圧着してください。場合でもウレタン・エポキシ樹脂系接着剤をご使用ください。立ち入りを禁止してください。汚染する原因となります。可能性があり、美観を損ねるだけでなく、転倒事故などの原因となります。 ● 温風ヒーター吹き出し口にはマットを設置するなどして、温風が直接床材表面に ● 重量物や車輪のしごきによって、床材の表面を傷つけたり、膨れを発生させる ● 長期間使用しない部屋では換気を心がけてください。結露を招き、カビや異臭の ● 素材固有の臭いがあります。換気を心がけてください。 ● 床材の汚れのほとんどは水拭きでとれます。ほうきや掃除機でゴミを取り除いた後 ● しつこい汚れはクリーナーで洗浄し、固く絞ったモップなどで水拭きしてください。 ● 各床材に応じたメンテナンスを行うことにより、汚れもつきにくくなります。ワックス ● 水濡れや砂が飛散した状態では滑りやすくなり、転倒事故を招く可能性があります。泥よけマットの設置などで雨水や土砂の持ち込みを防ぎ、持ち込まれた際には即座に除去するようにしてください。 ● 長時間直射日光があたる場所では、変退色する可能性がありますので、カーテン・ ● 家具やハイヒールなどの局部荷重により凹み跡が残る場合があります。 ● インクやソース、化学薬品などをこぼしたときは、すぐに濡れたぞうきんで拭き ● 化学薬品や強い作用をもつ洗剤・漂白剤などにより、変退色や変質を招く場合が ● 水・砂・紫外線・重量物・汚染物質・化学薬品などの影響で、床材自体の変質・変退色や、施工後の膨れ・剥がれ・目地■などがおこる場合があります。維持管理には十分ご注意ください。 ● ゴム素材に含まれる老化防止剤、家具の塗料や防腐剤・防虫剤・防蟻剤によって、床材が汚染され変退色する可能性があります。使用を避けるか、床材に直接ふれないようにしてください。 HI-520-2グレード表示値440未満440以上 620未満620以上維持管理ならびに使用上のご注意 ● 床材は熱によって変退色・溶融する可能性があります。たばこや、車輪の摩擦熱、下地水分の測定と判断基準についてビニル系床材は下地との接着力が耐久性や他の諸性能に大きな影響を与えます。そのため施工前の下地水分の確認とそれに応じた接着剤の選定が重要です。その判断基準として水分計の表示値を用いたグレードで判断し、施工方法の目安としてください。火花の飛び散りなどはお避けください。当たることをお避けください。可能性があります。引きずったり、にじらないようにご注意ください。発生、床材の剥がれ・反り・膨れ・突き上げの可能性があります。に、固く絞ったモップなどで水拭きしてください。により床材との相性が異なりますので、選定の際にはご注意ください。ブラインドなどで日よけをしてください。取ってください。あります。タイヤなどのゴム素材が床材と接するとき保護シート(アルミ製・ポリエステル製)下地 :コンクリート・モルタル・セルフレベリング材水分計 :HI-520-2 (選択)D.MODE設定条件 : (厚さ)40mm(温度)AUTO 表示値は静電容量に一次相関のある単位のない数値です。従来の下地水分指標施工方法目安8%以下一般工法8〜10%耐湿工法推奨10%以上施工不可108取扱上のご注意

元のページ  ../index.html#110

このブックを見る