SP 2023-2025
73/76

123456ーーーー8939取扱い上の注意工事終了後、以下の点について、入居者の方へご説明をお願いいたします。■入居後の換気施工時の臭いが残っている場合がありますので、入居後一週間程度は十分に換気を行ってください。■直射日光等からの保護直射日光や熱風が長時間当たる場所では変退色するおそれがあります。カーテンやガラスフィルムなどで日除けを心がけてください。 また、ストーブなどの暖房器具の熱風が壁紙に直接当たらないようにご注意ください。■タバコの煙・キッチンの油煙についてタバコの煙やキッチンの油煙などは壁紙を短期間で黄変させ、頑固な汚れとなります。 室内の換気を心がけてください。■薬品や化粧品類を付着させないスプレー式の薬品(殺虫剤・塗料・化粧品など)を壁紙に付着させないでください。 また、傷薬などの医薬品や口紅なども付着させないでください。 種類によっては付着した色が落ちなくなったり、壁紙が変色したりすることがあります。■家具を壁面に密着させない家具の塗料やベニヤに含まれる色素により、壁紙が変色することがあります。 家具と壁紙の間は空間の余裕をとってください。 変色だけでなく結露やかびの防止にもなります。■ゴム製品を壁面に密着させない壁面にゴム製品を密着させたり、ゴム系接着剤を使用したテープ等を使用しないでください。塩化ビニル壁紙に含まれる可塑剤と、ゴム製品に含まれる酸化防止剤が化学反応を起こし、変色等が発生する恐れがあります(ゴム汚染)。■粘着テープを貼らない粘着テープ(セロハンテープやガムテープなど)を壁紙に貼らないでください。 テープの粘着剤が壁紙に移行し、変色や汚れの原因となります。また、粘着テープを剥がす時に壁紙を破損するおそれがあります。特にゴム系接着剤は変色が起こりやすいためご注意ください。■汚れが付着したら飲食物や調味料などの汚れは、直ちに固く絞ったスポンジやタオルで汚れを吸い取るように拭き取ってください。 落ちにくい場合は中性洗剤をご使用ください。 壁紙表面に残った洗剤は変色の原因になりますので、真水かぬるま湯できれいに拭き取ってください。※強い洗剤やシンナーなどの有機溶剤は、変色や表面破損の原因になりますので使用しないでください。■剥がれてきた壁紙のメンテナンス部分的な剥がれであれば、剥がれが広がる前にゴミや埃を取り除いた後、壁紙の裏に文具用の糊や木工用ボンドをはみ出さないように塗布して、十分に圧着してください。 剥がれてから時間が経ったものや、劣化して硬くなったものは補修が困難ですので、貼り替えをおすすめします。■結露について結露や過度の湿気はシミ・剥がれ・かびの原因となりますので、室内の換気や湿度調整を心がけてください。■その他壁紙は日頃からある程度のメンテナンスを行いながら、使用状況に応じて5〜10年を目安に貼り替えをおすすめします。SV規格Standard Value (壁紙製品標準規格)快適・健康・安全に配慮した製品を供給することを目的として壁紙工業会により制定された自主規格です。JIS規格(壁紙:JIS A 6921)Japanese Industrial Standards (日本産業規格)日本の工業製品の品質安定を目的とした産業標準化法に基づき制定された国家規格です。ホルムアルデヒド等級 F☆☆☆☆ホルムアルデヒド発散速度に応じて4つの種別に区分されますが、「JIS認証」あるいは「大臣認定」を取得したF☆☆☆☆壁紙は「規制対象外」の建築材料として、使用面積の制限を受けることなく、お使いいただけます。7試験項目退色性(号)項目No.摩擦色落ち度(級)隠■性(級)施工性湿潤強度 N/1.5cm (タテ・ヨコ)ホルムアルデヒド放散量(mg/L)重金属塩化ビニルモノマー(mg/kg)残留VOC項目No.使用原材料項目10111213安定剤可塑剤発泡剤溶剤沸点が300℃以上の難揮発性可塑剤を使用する。ただしDBPは使用しない。SV規格・JIS規格の内容は変更になる場合があります。最新情報につきましては壁紙工業会及び日本壁装協会ホームページをご参照ください。SV規格値4以上4以上4以上3以上乾燥摩擦(タテ・ヨコ)湿潤摩擦(タテ・ヨコ)浮き及び剥がれがあってはならない5.0以上0.2以下3以下20以下3以下20以下2以下0.1以下100以下10以下砒素(mg/kg)鉛(mg/kg)カドミウム(mg/kg)クロム(mg/kg)水銀(mg/kg)TVOC(μg/g)TEX芳香族(μg/g)SV規格鉛、カドミウム、有機スズを含有する安定剤は使用しない。フルオロカーボン類は使用しない。TEX(トルエン、キシレン、エチルベンゼン)は使用しない。JIS規格値同左同左同左同左同左同左同左ーーーーーーーーJIS規格サンゲツの壁紙は、さまざまな安全規格の基準に適合しており、安心してお使いいただけます。

元のページ  ../index.html#73

このブックを見る