UPholstery 2016-2019
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Information156色について・印刷の色と商品の色は、若干異なる場合があります。規格について・有効巾やリピートは、標準寸法であり商品の特性上、若干の差異が生じる場合があります。・商品の特性上、湾曲や蛇行、斜行が生じる場合があります。ウォッシャブル商品について・乾燥機の使用は、お控えください。・脱水は、軽くかけてください。・陰干ししてください。平織 【商品例:UP8423~UP8447】・タテ糸とヨコ糸を1本ごとに交差させた丈夫な織物です。・裁断時の歪み等でほつれる場合がありますので、余裕を持った裁断をお願いします。朱子織 【商品例:UP8188~UP8191】・タテ糸かヨコ糸のどちらかが、表面に長く浮いた組織で、なめらかで光沢に富んだ織物です。・締め糸が少ない織物のため、縫製の際は縫い代を多めに取ってください。ゴブラン織 【商品例:UP8109】・タテ糸に多色の色を使い、ヨコ糸に白・黒・止め糸を用いて図柄を表現する高級ジャガード織物です。・緻密な織りのため、伸びにくいのでお含みください。ベルベット・モケット 【商品例:UP8296~UP8305】・タテ糸に輪奈や毛羽を織り出したパイル織物です。柔らかで上品な手触りと深い光沢感があり、耐久性にも優れる織物です。・緻密で丈夫な織物です。硬さに適したミシン針のご使用をお願いします。・パイルの毛並みによって、見る方向で色が異なって見えることがありますので裁断加工の際は、方向性の統一にご注意ください。・キズが付きやすいデリケートな商品です。毛にクセがついた場合は、戻りにくいので、取扱には十分注意してください。・ダブルフェイス織機によって織られた生地は、左右対称の柄ができます。見本帳掲載商品の柄と実際の柄が異なる場合がありますのでお含みください。・パイル面、裏面に直接アイロンを当てると表面形状の変化や変色、パイル抜けが生じる場合がありますのでご注意ください。ニット 【商品例:UP8510~UP8515】・1本の糸から結び目を一目ずつ作り上げていく編物です。伸縮性に富み、複雑な曲線の椅子でも張りやすい商品です。・通常縫製よりも細い針、糸を用いて縫製してください。また同一箇所でのミシン針の上下動は、避けてください。スウェード調 【商品例:UP8476~UP8484】・極細繊維を使用し、起毛加工により、人工的に裏革風に仕上げた織物です。・強い力で擦れると、繊維が脱落し相手製品に付着して色が移ったように見えることがありますのでお含みください。・塩化ビニール等に密着して使用すると樹脂等の成分が生地を溶かし、色移りの原因となることがありますのでご注意ください。・表面に直接アイロンを当てると表面形状の変化や変色が起きる場合がありますのでご注意ください。その他・裁断加工の際は、特に方向性の統一に注意してください。・生地の隙間にゴミが入ることがありますので、こまめに掃除機でゴミを吸い取るか、柔らかいブラシでブラッシングしてください。・薬品等により変色する場合がありますのでご注意ください。異素材との抵触・本皮やジーンズ等の染色が安定しない衣服がビニールレザーに触れると衣服の染料が移行することがあります。これは汚れではなく化学反応であるため、ビニールレザーに移行した染料は、取り除くことができませんのご注意ください。・雑誌、新聞等の印刷物からビニールレザーへ色移りする場合がありますのでご注意ください。・ビニールレザーは、他の塩ビ製品、スチロール、ABS樹脂、木材塗装面などの樹脂製品に接触すると、可塑剤の移行により互いの製品において表面のツヤ変化や硬化、ひび割れ等が生じることがありますのでご注意ください。溶剤との抵触・アルコールや漂白剤等の溶剤が付着すると表面にツヤの変化が生じたり、硬化・軟化・変色が生じることがあります。汚れを拭き取る際には、薄めた中性洗剤をご使用いただき、その後乾拭きして水分をしっかり取り除くようにしてください。※耐アルコールと耐次亜塩素酸機能は、アルコールや塩素に対して耐性が強いことを示します。 変化が起きないことを示すのではありませんのでお含みください。高温物との接触・アイロンやストーブ、照明器具等の高温物に商品を接触させると、表面のツヤ変化や粘着、変形、変色が生じることがあります。安全のためにも高温物に近づけないようご注意ください。接着加工時のご注意・表面や裏面に接着剤が付着すると、表面のツヤ変化や硬化、変色が生じることがあります。接着加工される場合は、試し接着で確認した接着剤を使用してください。ポリウレタンレザー(合成皮革)の加水分解についてポリウレタンを主成分とする合成皮革は、水分との化学反応により加水分解と呼ばれる脆化(表面のツヤ変化・べとつき・剥離等)を引き起こすことがあります。サンゲツのポリウレタンレザーは、耐加水分解性能に優れた高耐久樹脂を使用した家具用途向け製品で、加水分解促進試験(ジャングルテスト)の実施によりその性能を確認しております。一方で、ポリウレタン樹脂は空気中の湿気や温度変化による自然劣化だけでなく、塩素・汗・皮脂・紫外線(日光)・ドライ溶剤による膨潤・酸化窒素ガス等の影響を受け、加水分解による脆化が急激に進行する場合があります。日本の気候風土においては、これを完全に防止することは技術的に困難であり、特に使用頻度の高い場所でご使用の際は、ご注意ください。運搬・保管時の注意<運搬時の注意>・ロール原反は、重量物のため、人手による荷扱いの際はご注意ください。・多段に積むと荷崩れの原因となるのでご注意ください。<保管時の注意>・原反にキズやくせ、しわなどが付かないよう、保管の際はご注意ください。・直射日光のあたる場所や高温・多湿・水のかかる場所には保管しないようご注意ください。・塩ビ系樹脂や異素材、溶剤類との接触がないようご注意ください。・原反は、立てて保管しないでください。しわ等の原因となります。廃棄時の注意・加工後の残材等商品を廃棄する場合は、産業廃棄物として処理業者に委託して処理するか、もしくは自治体の指示に従って処理してください。ビニールレザー・ポリウレタンレザー(合成皮革)ファブリックお取り扱い上の注意について見本帳掲載商品についてInformation152

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